MESSAGE
将来のプロテニス選手の 育成を支援します


 皆様は、大阪なおみ選手や錦織圭選手の活躍をご覧になって、テニス選手の多くは金銭面であまり困っていないと考えてはいませんか。

テニス選手がどの試合に出られるかは、世界ランキングのポイントで決められます。参加希望選手の中で、世界ランキング上位から選ばれて試合に出られます。あのシャラポワ選手も無名の頃、僅かなポイントを稼ぐために草津の地方大会にまで出場しに来たことは語り草になっています。2017年に世界1位になったプリスコア選手は、無名の頃、能登国際女子オープンテニスで優勝し、やがて世界的な選手にのぼりつめました。

 そのポイントを稼ぐため、ほとんどの選手は、練習コート代、コーチ代、マッサージ代、医療費から、外国の試合に出るための旅費、ホテル代等、様々な経費を自己負担しなければなりません。

 しかし、大坂なおみ選手、錦織圭選手の活躍で、テニス界の常識も変わりつつあります。大坂なおみ選手、錦織圭選手の今日あるのは、本人の並外れた努力と才能に加え、それを支えた支援基金、企業、コーチ、トレーナーなどのチームなど多くの関係者、関係団体の支援と理解の結果です。多くの若い選手がプロになることを夢見ており、また、支援をしたいという企業も出てきていますが、問題は支援する資金です。膨大な資金が必要です。

 当財団は、この「有能な若い選手を世界に」を標題にして支援し、ご理解ある企業からの支援や国の支援に結び付けていくことを願って活動してきましたが、2014年9月1日に公益財団法人の認定を受けました。

 ポイントを稼ぐには、国際試合に出続けなければなりませんが、今年は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けての無名な若い選手への支援を強化していきたいと思います。数万円が工面できなくて、海外遠征を断念する選手も多くいるのです。そのような選手は、当財団にふるって応募して頂きたいと思います。また、当財団は、当財団支援のネットワークにより絶えず「有能な若い選手」の発掘にも努めていきます。当財団が選手に求めるのは「成績」と「人間性」だけです。当財団は皆様からのご寄付で活動しています。当財団の趣旨にご賛同いただける方は、財団へのご寄付(一口3,000円以上)を頂ければ幸いに存じます。公益財団法人の法律の趣旨にのっとり、無駄なく大切に使わせて頂きます。公益財団法人ですので、企業、個人、からのご寄付に対しては、確定申告を所轄の税務署へ申告することにより、所得税、法人税の税制上の優遇措置があります。また東京都では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。


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お知らせ

2024.03.04

ホームページをリニューアルいたしました。今後ともよろしくお願いいたします。

法人概要
法人名公益財団法人 日本テニス助成財団
所在地
〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-35 御殿山トラストタワー1階
電話番号
03-3797-0337
FAX番号
03-3797-6919
メールアドレス
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